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数多くの建物の診断調査をして気が付いたことをお伝えしたいと思います。
リフォームをするきっかけは人それぞれですが、皆さんそれなりの理由があります。
- ● 壁紙が剥がれてきた
- ● ひび割れが発生した
- ● 雨漏りがする
- ● 目地の部分にひび割れが入る
- ● 塗膜が膨らんで来た
- ● 壁の一部分部だけが劣化している
等々、何らかの症状が建物に現れその状態を直す為に
建物修繕も合わせた「リフォーム」を考える方が多いと思います。
ところが、その症状は以外にも建物の経年による劣化だけではなく、
建物の造りや納まりが原因の場合が意外にも多いのです。
私は建築士として数々の建物を見て来ましたが、
意外にも建物に原因があることが多いのです。
ところが、リフォームの際に
仕上げだけに頼った工事をしてしまう事がほとんどで
建物自体の原因を無視して工事を進めてしまうこと、
根本的な建物の修復にならないのですというより、
気づかずに工事を進めていると言った方が正確かもしれません。
当然と言えば当然なんです。
建築の専門家の私どもが見ても判断が難しい場合があるくらいですから、
建築の専門知識が無いと気づくことが出来ないからです。
建物リフォームの判断はとても重要です。
リフォームで失敗してしまう方々が後を絶たないのも解るような気がします。
お客様は依頼する「工事会社」を信じてお願いするしかないのです。
そして工事会社も悪気がある訳では無くても
気づかずに進めてしまうからです。
意外に良く聞く話です、
ご不明なところが一か所でもあれば、
とことん納得してから工事を依頼することをお勧めします。
もしそこで問題点をそっちのけで
「価格を安くするからお任せ下さい」
と言うような急いでお話を進めるような業者なら、
断った方が良いでしょうね。